ニホンカモシカ 哺乳類 ウシ科

低山地から高山帯の森林に生息します。通常は単独生活で、四頭以上の群れを作ることはほとんどありません。草や木の芽を食べ、反芻をします。秋に交尾をし、翌年晩春に1頭の子を産みます。平均寿命は4年ほどです。かもしかという名前のせいでシカの一種と思われがちですが、ウシ科であり、ヤギ、ヒツジの仲間です。急な岩場を駆け上がり、安全な岩場に出ると「カモシカのクラ立ち」と呼ばれる独特の行動で下を見渡します。両目の下に一対の「眼下腺」があり、脂のような体液を分泌します。それを仔や木、岩に塗りつけるがその意味はよくわかっていません。
昭和9年に「天然記念物」に、昭和30年に「特別天然記念物」に指定された絶滅危惧種です。しかし、保護の甲斐があってか、一部の地域では多繁殖により森林に被害が出ています。本来は、平地に生息していたのですが、環境の変化に伴い山地に生息域を移動しました。カメリアでも日常的に見ることができ、プレーヤーの目を楽しませています。餌場となる森林を確保することで、保護に努めています。

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ヒダサンショウウオ 両生類 サンショウウオ科

山地の林床に生息し、2~4月に渓流の源流部で繁殖します。オスは全長120mm、メスは130mm程度です。卵塊はバナナ形で光沢があります。カメリアでは保護対策として、残地森林内の渓流への移動や、横断が容易になるように、浅い側溝を使用しています。

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モリアオガエル 両生類 アオガエル科

オスは体長4~6cm、メスは6~8cmの緑一色のものと、背に斑点があるカエルです。森林に棲み、樹上生活を送り、産卵も樹上で行う唯一種のカエルです。
池、沼、水田などの水面に張り出した木や枝、草むらに黄白色の泡状の卵塊を産みます。産卵の際にはメス一匹に対してオス数匹が抱きつき、メスの産んだ卵塊を後肢でかき回して、泡状にします。孵化した幼生はそこから水面へ落ち、オタマジャクシとして生活します。カメリアでもコース内池の樹木に産卵します。まるで木に白い花が咲いたような光景です。また、池には天敵のフナや魚がいないため繁殖は容易です。

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ニホンリス 哺乳類 リス科

平地から亜高山帯までの森林に棲息し、昼行性で主に樹上で行動します。植物の種子や果実、きのこ、昆虫などを食べます。年に1回か2回、春から秋の間に出産し、1度に2~6頭の仔を産む。生活域が樹上などのため、なかなか見ることは出来ませんが、年に何度か遭遇することがあります。
とても愛くるしい姿に一時の癒しを感じます。

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ギフチョウ チョウ目 アゲハチョウ科

黄と黒のしま模様が目立つ体長27~36mm、原始的なアゲハチョウの仲間です。普通のアゲハより小さくモンシロチョウより大きいです。4月春一番に現れ「春告げチョウ」と呼ばれます。幼虫の食草は、カンアオイ、ミヤコアオイなどです。晴れた風の弱い日の午前中によく見られます。食草のヒメカンアオイは移植したりして間接的に保全しています。

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その他の動物達

コース内では、1年を通していろいろな動物達が見ることができます。ほ乳類は5目7科11種、鳥類11種目27科53種、両生類2目5科10種、は虫類1目4科8種、昆虫類19目173科671種が確認されました。 ほ乳類の主な物ではタヌキ、ウサギ、キツネ、テン、イタチ、リス、ハクビシン、クマなどです。防災上のダムには、晩秋からカモなどの渡り鳥がやってきて冬の間をここで過ごし春の訪れを待って北に帰ります。渡り鳥以外にも森には小鳥のさえずりが絶えることはありません。
特筆する種では、ニホンカモシカ、オオタカ、フクロウ、ムカシヤンマ、ギフチョウ、ゲンジボタル、アジメドジョウ、ヒダサンショウウオなどが棲息しています。

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イノシシ

本来イノシシは積雪地帯には生息しにくい動物ですが、気象変化や里山の環境変化により、ここ数年前からこの地にもイノシシの生息が確認され始めました。

また、同時に農産物への被害も拡大現象にあります。ゴルフ場においてもひと夜のうちに大面積の芝が掘り起こされ大損害を被っています。いろいろな対策を講じましたが、最終的には全面積を柵で囲んでしまわなくてはならないと考えています。

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ニホンザル

人里では見ることの無かった動物だが、ここ数年前から、20~30頭の群れを頻繁に見かける事があります。近隣の畑への被害は甚大で、手塩にかけた野菜がいざ収穫という時には根こそぎ食べられてしまい、耕作放棄する畑が多く見られるようになりました。

電気柵など張ってみるが、メンテナンスや初期投資などの面から一時的な対策となっています。
ゴルフ場でもコース内の備品がいたずらに取られたり、芝の上に多数の糞害が起きています。

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ニホンシカ

まだこの地域では生息確認がないが、富山県内の近くでは確認されています。いずれ確認されるであろう、その時は農作物の被害も予想されます。
ゴルフ場でも芝が捕食されるし、グリーン内の足跡が甚大な被害となるでしょう。

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カシノナガキクイムシ

平成21年の8月に急に山のコナラが立ち枯れ出しました。
カシノナガキクイムシによるものです。全国的には10数年前から被害が確認されています。
被害木は秋でもないのに、紅葉したように葉が紅くなります。木の根元にはフラスと言われる木屑と糞の混在した粉が確認されます。
景観上も悪いが、クマの餌となるドングリの減少や10%の蝶が葉を餌としているので、被害が懸念されます。
昔はコナラの木は定期的にシイタケの原木や薪として利用されていたが、現在はほとんど利用されずに老木となり被害にあいます。

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